薮田 雪子   YABUTA YUKIKO


Profile

福祉、まちづくり、貧困問題など様々な業務に携わる一方で、まちづくりのファシリテーターとして活躍。
武蔵野美術大学通信教育課程芸術文化学科で、美術館が市民の文化生活にどのような役割を果たすかについて、大阪市立大学大学院創造都市研究科修士課程では、共生社会、大阪市地域活動協議会をテーマに研究を行った。
東京藝術大学履修証明プログラムDiversity on the Arts Projectで「アート×福祉」をテーマに共生社会の実現に向けて、様々な取り組みを行った。
行政、福祉、企業、医療関係でファシリテーション講師を努める。
学芸員の資格とアートナビゲーター(美術検定1級・合格時模範解答者)としての活動を活かし、アート・ファシリテーターとして、「S.T.ARTワークショプ」を各地で開催している。

認定WSD資格 取得年度

2017年度


主な活動地域

関西を中心に東京や日本全国行ってます


私のワークショップを語る3つのキーワード

※ワークショップにおける自分自身の「特質」を踏まえたキーワード3つを説明しているものです。

1:課題解決に役立つ

団体、地域、個人の課題解決に役立つワークショップを考えていきたい。私のワークショップは2軸になっている。一本目は「まちづくり」である。「まちづくり」のワークショップをするためには、行政からの依頼やまちづくりをしている団体の依頼などが中心である。現在その依頼は年に数回である。しかし、本当のまちづくりのワークショップは自分の住んでいるまちでワークショップをすることではないのか、と最近では考えている。地域の役員にならなくても、自分の住んでいる地域を住みやすいところにするために自分でもできる何かがあるはずだ。これからは、自分の住むまちの課題解決に役立つワークショップを考え、実行していきたい。二本目は「アート鑑賞」である。アート鑑賞をすることによって解決できる課題はたくさんある。それはこの10数年同じワークショップをしていて感じることである。しかし、具体的に言葉にするとなるとうまく言えない事がもどかしい。そこを具体的にわかりやすく、アート鑑賞ワークショップによる問題解決を話す事ができれば、今以上に問題を解決できる人が増えるのではないかと思う。それが今後の目標である。。


2:今求められているワークショップを

長い期間ワークショップをしていると、時代の要望に答えられていないのではないか、と感じる事がたまにある。かといって、海外からやってきた新しいワークショップに飛びつくこともしたくはない。なぜなら、ワークショップは人が中心になるので、国や地域、年代、職業、その人たちの関心ごとなどによって、フィットするプログラムを作っていく必要があるからである。そのためには、人を観察し、世の中で何が起こっているのかを知る必要がある。もっとも新しく考えたワークショップだけがいいのではない。時には古典的な手法がピッタリとくる場合もある。その時に求められているワークショップを皆さんに提供できるワークショップデザイナーになりたいと思っている。


3:継続する

今回のグループセッションで最も感じたのは「継続」を大切にしてきて良かったということだ。「アート鑑賞ワークショップ」では一度きりのワークショップを入り口に、継続するワークショップで自立への道に進んでいく、というイメージを持った。もともとは参加者から「ふと参加したいと思った時にいつもやっているワークショップをして欲しい」と言われた事がきっかけで始めた。最初は「言う事は易し、行うのは難し」と思っていたが、何年もやっているうちに、参加したい時にいつもやってくる参加者の変化に驚いた。それぞれ違う課題を抱えながら、アート鑑賞を通じて重なることもあり、お互いを思いやり、やがて自分で課題を解決していった。「ふと参加したいと思った時にいつもやっているワークショップ」はライフワークとして今後もやろうと思っている。


ワークショップ実績

https://start-office.amebaownd.com



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